(Original Written at 2014/3/17, Rewritten at 2024/9/27)
拓海の5番目(アニメ版、原作版は6番目)の相手となったのは、啓介の弟分・中村賢太の乗る、日産・S14 シルビアである。
インターアライド『HiStory』 日産・S14 シルビア K’s Type S スーパークリアレッド
折しも雨が降る中、雨天走行は自信ありと拓海に挑むも、拓海は樹をリアに乗せてトラクションを稼ぎ、それで見事に賢太を引き離す結果となった。
そんな賢太の駆るS14シルビア、1993年にフルモデルチェンジで「Eye hunt Silvia」のキャッチコピーを引っ提げて登場したものの、ボディが拡大して3ナンバーとなってしまい、かなりの不評を買った悲運のクルマでもある。
この賢太仕様、設定によると1995年マイナーチェンジで追加されたQ’s AEROというグレードで、そのスペックは
駆動方式 FR
全長×全幅×全高 4520×1730×1295mm(3ナンバー)
最高出力 160ps(118kW)/6400rpm
最大トルク 19.2kg・m(188.3N・m)/4800rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ (NA)
総排気量 1998cc
車重 1160kg
トランスミッション 5速MT
やはり啓介の弟分のせいか、スペックは低いのだろう。本編でもマフラーとコンピューターのみ換装したという基本チューンだけしか行われていないという設定である。ただし、実車の車重は1160kgと軽く、これでもポテンシャルを最大にすればS13、RPS13同様ダウンヒルで勝負になるクルマともいえるし、確実に樹のAE85よりもスペックは上だ。
左サイドビュー
アニメ版の賢太仕様のカラーリングはオレンジだが、実はこのカラーはオフィシャルでは存在せず、ゲーム『Special Stage』や『Arcade Stage』においては実車に準じてこのモデル同様スーパークリアレッド(赤)となっている。
リアビュー
このS14シルビアもなかなかモデルに恵まれなかったが、健二のRPS13 180SX同様、近年インターアライドから発売されたものを入手した次第だった。
ただし、インターアライドから最初に発売されたS14は前期型最上級グレードの「K’s Type S」で、そのスペックは
駆動方式 FR
全長×全幅×全高 4500×1730×1295mm(3ナンバー)
最高出力 220ps(162kW)/6000rpm
最大トルク 28.0kg・m(274.6N・m)/4800rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量 1998cc
車重 1220kg
トランスミッション 5速MT
と、車重こそやや重いが、スペック面では池谷のS13や健二のRPS13よりも確実に上で、啓介のFDにも負けない走りができるクルマだったりする。
だから、仮に賢太のS14がこのK’s Type Sなら、第1巻で涼介たちが秋名に乗り込んできたときに、池谷たちを見た涼介の感想「カス、ばかりだな」がこんな感じになるだろう。
涼介「賢太のS14でも勝ててしまえる相手だな」
インターアライドのS14 Type Sはほぼ絶版となったが、朗報があり、同じインターアライドからS14のK’s Type SのマイナーチェンジともいえるK’s AEROが追加発売された(入手したのでK’s AEROは別記事を参照されたい)。実はこのグレード、実車では賢太仕様のQ’s AEROとほぼ同時期に出たものである。グレードこそ違えど、入手して啓介のFDや涼介のFCと並べてもいいだろう。そして何より賢太仕様そのものであるS14 Q’s AEROがインターアライド「MODELER’S」から発売されるのを楽しみにしたいところだ。
(2024年9月追記)
賢太仕様S14がインターアライド「MODELER’S」1/64seriesにてモデル化が決定した。Vol.19として拓海トレノとの2台セットで来たる2024年10月発売予定とのこと。このモデルでの賢太仕様S14は原作通りオレンジカラーとなっている。