(Original Written at 2012,2014/12/1, Rewritten at 2024/9/10)
「このバトル、がんばらない方がいいぜ…族を呼び寄せてやったからな」
拓海が相手になったのも冒頭のセリフを言って脅しをかけてきた卑劣な奴で、プロジェクトD潰しを目論んだ主犯格だった。その男が乗るのは「CP9AランサーエボリューションVI トミ・マキネンエディション」(以下エボVI TME)である。
Wits 三菱・ランサーエボリューションVI TOMMI MAKINEN EDITION スコーティアホワイト
実車では足回りをやわらかくしたために「エボV」より遅くなったと叩かれた「エボVI」。拓海の相手になった男が乗っていたのはスコーティアホワイトカラー、かつウイングなしのエボVI改良版である「トミ・マキネンedition」である。まったく、このエボVIを作っていた頃の三菱はWRCにおいてメーカーズチャンピオンやドライバーズチャンピオンに輝くなど、黄金時代を築いていた頃だった。
左サイドビュー
実際、エボVI TMのスペックもすばらしいもので、基本のGSRでは
駆動方式 フルタイムAWD
全長×全幅×全高 4350×1770×1405mm(3ナンバー)
最高出力 280ps(206kW)/6500rpm
最大トルク 38.0kg・m(372.6N・m)/2750rpm
種類 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量 1997cc
車重 1360kg
トランスミッション 5速MT
これに加えてAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)を強化したものを搭載しており、このエボVIに乗る男も性格はともかくAYCを駆使した走りをしていた。
ランエボやインプレッサ好きな自分としては、どうにもこんな輩に乗られたことが残念でならない。挙句の果てには敗れた逆恨みで呼び寄せた用心棒的「族」に加わって涼介・啓介・拓海たちにリンチを加えようと目論むところ、その「族」のリーダーが啓介の弟分にして、プロジェクトDに敬意を表する人物だったため、事実を知られて成敗される羽目になったのだが…まさに「エボ使いの面汚し」だった。
このためか、彼奴の仕様車は今も1/43、1/64でも一切登場していない。
願わくは日光の京一・清次率いる「Emperor」や秦野の小早川「246」の後輩にTMEに乗るのが現れて、人間的に優れた純粋なドライバーがいてほしいものだ。
リアビュー
エボVIの1/43モデルはAutoart・VITESSE・エポック社M-TECHで発売され、今はほとんど入手困難になってしまっているが、2014年初頭にixoからスコーティアホワイトカラーのエボVI RSがリリースされ、入手した(正直乗り手がああだから半分微妙な感情だが)が、2014年11月、今度はWitsより待望の本モデルのリリースとなり、改めて書き直した。
Witsから出たエボVI・TMEはパッションレッドソリッド・スコーティアホワイト・カナルブルーの3色が発売されている。
(2024年9月追記)
1/64サイズではやはりホビージャパンから出ている。