(Original Written at 2014/1/31, Rewritten at 2024/9/17)
「俺は死ぬまでGT-Rだ!!」
プロジェクトDが埼玉戦に次いで相手にしたのは、茨城・筑波山をホームとする「パープルシャドウ」。その上りを担い、冒頭の台詞を言うのがアクセルワークの達人・『ゴッドフット』の異名を持つ建築士(土建屋)・星野好造である。
その星野が駆るのが日産・スカイラインGT-Rの最高傑作、BNR34 スカイラインR34 GT-R V-SpecIIである。ボディカラーは原作版ではベイサイドブルー(フジミ模型のプラモデルで判明)、アニメ版Fourth Stageとアーケード版ではなんと限定版・Nürのミレニアムジェイドである。
Autoart 日産・BNR34 スカイラインGT-R V-specII ベイサイドブルー
1998年にリリースされたR34スカイラインGT-R。星野が駆るR34GT-Rは後期型V-SpecII。これは2000年10月に追加発売された仕様で、ボンネットのV字型のエアダクトが特徴である。
そのスペックは…
駆動方式 フルタイムAWD
全長×全幅×全高 4600×1785×1360mm(3ナンバー)
最高出力 280ps(206kW)/6800rpm
最大トルク 40.0kg・m(392N・m)/4400rpm
種類 水冷直列6気筒DOHC24バルブICツインターボ
総排気量 2568cc(2.6リッター)
車重 1560kg
トランスミッション 6速MT
車重こそスカイラインGT-Rの特徴とはいえ1560kgと重いが、ヒルクライム専用車なら間違いなくトップレベルの力を持つクルマだろう。馬力もカスタムすれば300、ひいては500馬力以上は確実に出るともいわれる。
本編ではGT-R嫌いを公言する啓介も、走りの大先輩とも言うべき星野が駆るR34GT-Rを「トラクションの化け物」と評し、最後は車重の影響でタイヤを使い切ってしまった星野を差し切って勝利を収めるものの、星野に敬意を表したほどである。
サイドビュー
実車では、このベイサイドブルーカラーのR34GT-Rがイメージカラーといわれる。
全日本GT選手権での活躍や、2003年最終戦で本山哲選手が駆る「XANAVI NISMO GT-R」が優勝し、有終を飾ったのは記憶にある人もいるだろう。だが、スカイラインGT-RはこのR34が最後で、次のR35GT-Rはスカイラインがつかない、もう別モノのクルマとなってしまったのである。昨今はこのR34、生産台数が多くなかったせいもあり、1台千万円台で中古価格で取引されているとのこと。
もっとも、星野自身はR35にもきっと「乗る」と思われるし、続編「MF GHOST」の世界ではご隠居になっているかもしれないが、R34やR35に乗り続けているかも知れない。
リアビュー
R34GT-RのV-specIIもかなり多くのメーカーからリリースされ、エポック社M-TECH、EBBRO、Autoart、京商、CAR-NELの製品が挙げられる。このうち、自分が持っているのがAutoart版で、インプレッサWRX Stiと同様、出来の良さは一番だと思う。
2014年、雑誌「Hobby Japan」が新ブランド「MARK43」を立ち上げ、その記念すべき第1作目としてこのR34GT-Rがリリースされることになった。原作版のベイサイドブルーカラーや、アニメ・ゲーム版のNürがラインナップされた。そして、インターアライド『MODELER’S』からも星野仕様のR34 GT-Rが作られるのを楽しみにしていたものだった。
(2024年9月追記)
インターアライド「MODELER’S」から出たのは、昨今主流の1/64サイズで、Vol.8にて啓介中期型FDの2台セットでのリリースだった。他にも1/64は京商・iginitiron model・MINI-GTからもリリースされている。さすがは天下のR34というところか。