(Original Written at 2019/10/5, Rewritten at 2024/11/9)
以前、モデル化してほしい1台に
トヨタ・ST16 カリーナED
を記したが、このモデルが手に入ったので記そうと思う。かつての我が家のクルマで、R30スカイラインから乗り換えたのがこのクルマだった。
MARK43 トヨタ・ST162 カリーナED G-Limited 1987spec ライトグリーンメタリック
このST16型カリーナEDは1985年にデビューし、折しもバブル期…日本が好景気だったこともあり、「スペックよりもルックス」がイケるクルマがトレンドだったらしく、しかもこのクルマ、車両形式STから察してトヨタ・セリカのプラットフォームを用い、さながら「セリカ・セダン」とも言えるものだった。
そのスペックは、
駆動方式 FF
全長×全幅×全高 4475×1690×1310mm(5ナンバー)
種類 直列4気筒DOHC16バルブ
最高出力 136ps/6400rpm
最大トルク 19.0kgf・m/4,800rpm
総排気量 1998cc(2リッター)
車重 1130kg
トランスミッション 5速MT
と、実はスペックはあまり大したものではなかった。
このクルマはBピラー…車体中央の柱を設置しないことで4ドアセダンでありながら流麗なクーペスタイルに仕上げられた、「ハードトップ」という代物だった。このクルマ、トヨペット店で発売されたこともあり、客層がクラウンに乗った親が自分の子に新しい車を、というので買うケースが多かったともされ、このクルマが成功したこともあって「4ドアハードトップ」が80年代の若者の自動車トレンドとなった。
ちなみに、EDとは「Excellent Dressy」の略で、もう見た目重視そのままである。

左サイドビュー 確かにBピラーがない。
その一方で、居住性については今から見れば難があり、リアシートの居住空間が非常に狭かった。当時子供だった自分もチャイルドシートすらなかったからあのクルマでも満足できたのだろう。もっとも今ではハードトップどころか、室内空間が広いもの!ということでトールワゴンやワンボックスミニバンばかりでクーペ・セダンが敬遠される世相だから、もはやこのカリーナEDのようなクルマは作られるとしたらよっぽどのブームでも起きない限りは、になるだろう。

リアビュー
物心ついて記憶がある我が家のクルマだが、父も40過ぎたあたりからクルマに乗らなくなったため、このクルマもやがて廃車になった。もはやこのクルマは郷愁の一台であり、R30スカイラインとともに亡くなった父の思い出となった。本当に父は、地味ながら自動車の歴史に残るクルマに乗ってたのはよかったと思う。
カリーナEDの1/43はCAM@から最初はリリースされたが、その後MARK43からリリースされ、今回はそのMARK43のを入手した。