(Original Written at 2017/5/28, Rewritten at 2024/7/18)
「ふふ…甘いな。」
プロジェクトDの次の相手となったのが、北栃木をホームとするチーム・「東堂塾」である。
そのヒルクライム戦で啓介と戦ったのが、ホンダ・DC2インテグラタイプRを駆る、スマイリー酒井であった。

EBBRO ホンダ・DC2 無限インテグラType R チャンピオンシップホワイト
名車・DC2インテグラタイプR。DC型インテグラ…ベース車は名優ブラッド・ピットがCMキャラクターを務めているが、その競技用グレードである『タイプR』は1995年10月にデビューし、テンハチ…1.8リッター最強のFFとして多くの若者ドライバーの憧れといわれたほどである。
ノーマル時のスペックは
駆動方式 FF
全長×全幅×全高 4380×1695×1320mm(5ナンバー)
最高出力 200ps(147kW)/8000rpm
最大トルク 19.0kg・m(186.3N・m)/6200rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ(NA)
総排気量 1797cc(1.8リッター)
車重 1100kg
トランスミッション 5速MT
と軽快さを持ち合わせていた。もちろんダウンヒルでも勝負できる車で、コンシューマーゲーム版「頭文字D Special Stage」では、実は最強のクルマがこのDC2インテグラタイプRだったりするのだ。
左サイドビュー
酒井仕様のインテグラタイプRは「仕様」でも記すが、エクステリアでは通常版のにSPOON社製のカーボンボンネットを付け、マフラーとホイールも換えているのが特徴で、それ以外は通常版とほぼ一緒である。酒井はFFであるインテグラをFR、AWDといった高出力車相手でも対抗できるマシンにするという目標から、ターボチューニングを施したものとなっている。また、ドラテクでは左足ブレーキを使ったフェイントブレーキを用い、啓介の走りを狂わせるほどであった。冒頭の台詞はフェイントブレーキによって策に陥った啓介を見た酒井の一言である。
当初ボディカラーは「サンライトイエロー」という設定だったらしく、フジミ模型から発売された酒井仕様のDC2プラモデルも、当初はイエローカラーだった(その後チャンピオンシップホワイトに変更)。イエローカラーのDC2は特別仕様車の「Type R-X」にのみ設定されたものである。

リアビュー
このモデルは2004年頃に入手したが、この時点でEBBROから出た通常版のDC2インテグラタイプRのチャンピオンシップホワイトカラーは売り切れてしまったらしく、今まで見たことがない。
その代わりとして、入手したのが「無限インテグラType R」である。このモデルはホンダの系列チューニングメーカー『無限』(現在のM-TECH)のカスタムチューン版インテグラタイプRで、酒井が乗っていたモデルとはフロントボンネットやリアウイングの形状が違う。
現在、DC2インテグラタイプRのモデルはEBBRO製では絶版になってしまったために、今ほとんど見ない。自分が所有するホワイトカラーのこのモデルも、中古ミニカーショップでも1万近い値がついていたほどである。
再生産してほしいと思っていたところ、MARK43よりDC2の標準版と、カスタムチューン版(カーボンボンネット装着)が発売された。ただでさえ人気車種だから、イメージ・カラーであるチャンピオンシップホワイトカラーのはすぐに売り切れてしまっているようである。これに加え、2017年1月には同じMARK43より無限カスタム版のDC2もリリースされている。
(2017年5月追記)
酒井仕様のDC2インテグラタイプRがインターアライド『MODELER’S』より発売された。ただでさえDC2、それもチャンピオンシップホワイトカラーのはなかなか手に入れられない代物だが、酒井仕様はなおのこと入手したい、というのは多いだろう。当然自分もその一人ではあったが、無事入手できたので、比較については「仕様」にて記していきたい。できればMARK43から出たカスタムチューン版仕様のDC2がほしかったものである。
(2024年7月追記)
昨今主流の1/64サイズでもやはり人気車であるDC2インテR。ベース車は京商・ホビージャパンから発売されており、そして酒井仕様もインターアライド「MODELER’S」のVol.9で大輝EK9の2台セットで発売されている。