(「1」から続く)
涼介「あの人…先輩は俺と同じ苦しみを抱えている。きっかけが必要なだけだ。俺はあの人を信じる…!」
激戦は続き、北条の猛攻を次々とかわしながらも終盤になると、北条のR32に異変が生じる。
池田「死神のブレーキ制動が延びてきている…?この下りでブレーキトラブルは致命的だぞ…!」
北条先輩も涼介への攻撃で早い決着を収めるのが目論見通り行かず、終盤までもつれたのが災いしたのか、自身のR32の異変を察した。
北条「ひどいアンダー(ステア)だ…フロントタイヤのグリップがもうない…!だがそれ以上に、ブレーキがもっとダメだ…!!ここ(箱根ターンパイク)の下りは、サーキット走るよりもブレーキの負担がもっとかかる!!」
北条先輩のR32のブレーキが壊れ、制動力を失ったのである。
緊急退避路にも逃れられなかった北条のR32。この異常は涼介も察した。
涼介「先輩のGT-Rがおかしい…考えられるのは…ブレーキの異常…!!」
そしてゴール直前、ブレーキングポイントのはるか手前で涼介のFCがフルーブレーキングする!!
北条「な、何をしている涼介!!止められるわけがない!この重いR32の車体を、そのFCのブレーキでは無理だ!!」
なんと北条のR32をFCの車体でフルーブレーキングして止めようとするも、車体が軽く、ズレたために止められなかった。
涼介「ダメか…スピードが落ちていない!!」
ここで望外の助っ人が現れた。
池田「あんた一人に、そこまでやらせるわけにはいかねえな!手伝わせてくれ!!」
追走していた池田が、この制動に協力したのである。Z33の車重とのダブル制動は見事に功を奏し、
止まったのは、料金所手前だった。
停止後、涼介と池田はこの事態収拾でハイタッチを交わし、北条は車外に出てこの一件を詫びる。
だが、涼介もそこまでしなかったのは、先輩にも走り屋の自覚があったと返したのだった。
ちなみにアニメ版本編で北条先輩を演じたのは中村悠一氏。涼介演じる子安武人氏の後輩にあたる。今「頭文字D」やったのならば、演じる役が逆転、涼介を中村氏・北条先輩を子安氏がやりそうではある。
なお、このバトル再現においてミニカーを台座から外したのは、このダブル制動を再現したかったため、である。