第4戦序盤、沢渡のスピンに巻き込まれ、同じくスピンして順位を大きく落とす86号車・夏向と12号車・ミハイル。
だが、ここから挽回を図る。
10番手・前園、11番手・大石が通り過ぎるところで…
ミハイル「ランボルギーニと赤いクルマ(アルファロメオ)の間にスペースがある…。わかっているんだろ?Geh(行け)!カタギリ!!」
これを察した夏向は大石の背後に入り込むように…
本線に復帰。
そしてミハイルも望の4Cが迫る中、夏向の背後に入り込むようにして…

望「うわっ!!」

ミハイルも本線復帰成功。両者とも反攻開始。
この復帰には第4戦の解説を務める須藤京一も称賛する。
京一「見事なものですね。3号車(大石ウラカン)と18号車(望4C)との間にいくらかスペースが開いていたのを見逃しませんでした。わずかでも躊躇していれば2台同時復帰は不可能だったでしょう。後続と接触するリスクもあります。」
また、沢渡との違いとしてもこう述べている。
京一「偶然にも2台ともクラッチペダルを持つ、3ペダルトランスミッションだったということが重要でした。2ペダルの4号車(沢渡A110S)には、このアクションが咄嗟にはできないのです。」
一方、波乱の始まりとなってしまった沢渡は、15番手・八潮エキシージのさらに離れたところからのリスタートとなる。
実況「なんとP.P.スタートの4号車・沢渡が最下位からの再スタート!!」
沢渡がなぜスピンしたのかについても、京一はこう述べる。
京一「ハイドロトラップを脱出した後、沢渡君がアクセルを踏み込むタイミングがわずかに早すぎましたね。濡れたタイヤがドライバーの意に反して、路面をつかんでくれなかったですね…。」
これで沢渡は戦意喪失かと思われた。しかし、彼は一笑する。
沢渡「ははははははは!!やらかすぜ…俺ってヤツは。肩に乗っていたプレッシャーが一気になくなった。憑依していた悪霊が10体くらい落ちたような爽やかさだぜ…。」
「あとは抜くだけだ。P.P.(ポール・ポジション)ボーナスはゲットしたし、OT(オーバーテイク)ボーナスをそれにたっぷり上乗せさせて、稼ぎに行くか!」
沢渡「待ってろ沙奈。欲しいもの、何でも買ってやるぞ!」
第3戦の夏向のごとく、後ろからの反攻を開始するのだった。
使用車

インターアライド『MODELER’S』 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第4戦仕様
MINICHAMPS Porsche特注 ポルシェ 718Cayman GT4 ミハイル・ベッケンバウアー搭乗車(リミテッド)

NOREV アルピーヌ・ルノー DFM5P A110S 沢渡光輝搭乗車
本項も他の号車は省略とさせていただく。