(「1」の続き)
最後、ついに2台並走でゴール前に飛び込むミハイル718Caymanと夏向86。
実況・田中「ゴールは目前ーーーっ!!」

「ノーズ半分、86号車がリードかっ!?いや、直線の伸びは12号車がやや勝っているぅーーー!!」
「チェッカーが準備されている!横一線、なだれ込んでいくーーーっ!!」

「今、ゴールを突っ切ったああーーーーっ!!目視では…完全に同着に見えました!タイミングモニターの表示は……」
「12号車!!ミハイル・ベッケンバウアーだ!!2位86号車との差は……なんと!0.002(コンマゼロゼロニ)秒!!機械の目が冷徹かつ非情な判定を下した!!」
「世界中のレースの歴史を紐解いてみても、これほど僅差の決着がかつてあったでしょうか!!?」
僅差、ミハイルが勝ちを収める。しかし、解説の須藤京一はドローンの誤差もあると踏まえてこう述べた。
京一「タイムの計測はMFGの場合、トランスポンダーという発信機をゴールラインに設置された受信器が感知して行われるのですが、それがクルマではなく、追走するドローンにつけられているので、クルマが通過した瞬間からドローンが通過するまで、わずかに誤差があるんです。」
「先ほどのゴールシーンのように、リードした86号車を12号車がジリジリと追い上げて、逆転ということになりますと、タイミングモニターの数字がゴールライン上の状況を正確に反映しているとは限らないんです。」
「ドローン頼みのMFGの運営の弱点が初めて露呈してしまったのかなと思います。運営の誰もが想定していなかったハプニング、としか言いようがありません。」
使用車
MINICHAMPS Porsche特注 ポルシェ・982L40 718Cayman GT4 Sports Cup Edition ミハイル・ベッケンバウアー搭乗車(Limited ver.)
インターアライド『MODELER’S』 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第4戦仕様