(Original Written at 2020/4/26, Rewritten at 2024/10/7)
サイバー・スポーツ。
1980年代後半、日本では「サイバー」なる言葉が流行した。響きがクールだったのか、SFチックだったのか。
そんな冒頭のキャッチコピーで人気を博したクルマがある。それが今回のホンダ・EF8 CR-Xである。
MARK43 ホンダ・EF8 CR-X SiR グレーメタリック
1987年にフルモデルチェンジで登場し、先代・バラードスポーツCR-Xと同じコンセプトであったが、このモデルからはさらにスポーツ性を高めたものとなった。1989年9月に、ホンダの看板となるエンジン・VTECがホンダ車として初めて搭載された一台のひとつが、このSiRグレードであった。
そのスペックは
駆動方式 FF
全長×全幅×全高 3800×1675×1270mm(5ナンバー)
最高出力 160ps(118kW)/7600rpm
最大トルク 15.5kg・m(152N・m)/7000rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1595cc(1.6リッター)
車重 980kg(エアコン未搭載車)、1000kg(エアコン搭載車)
トランスミッション 5速MT
1.6リッター・160ps、エアコンなしなら1トンを切る車重。駆動方式こそFFだがライトウェイトは健在だった。

左サイドビュー 「DOHC VTEC」の文字が。
自分の身内話になるが、関西に住む自分の従兄が、免許とって初めて自分の稼ぎで買って乗ったのが、この二代目CR-Xだったという。軽くて楽しかったと語っていた。このクルマに乗ったことがない自分は想像するしかないが、VTEC搭載のこのグレードだと、さぞ「頭文字D」の世界でもダウンヒル担当が乗っていただろうと思う。

リアビュー VTECと、右側に「SiR」の文字が。
もし、この当時に「TYPE R」があったとしたら、間違いなくこのCR-Xにも設定されていただろうと思う。ひょっとしたら「頭文字D」の東堂社長が若い頃、あるいは現役時代に乗っていそうな一台だ。
東堂商会デモカー・EK9 シビックTYPE Rと並んで
さて、今回はMARK43から発売されたのを手に入れたが、イメージカラーのブラック(CMに出ていたのがすべてブラックだった)は早々と売り切れ、今回はグレーカラーを入手した。このSiRグレードで売られているのが確認できたのはブラック・グレーのほかはホワイト・レッド・イエローが確認できている。過去にはEBBROからも発売されていた。1/64ではホビージャパンからホワイト・イエローが確認できる。