「一応始める前に言っとく。これはお前への講習会だ。」
バトル前、拓海は付き合っていた同級生・茂木なつきが今でいう「パパ活」をやっており、それを拓海に余計にも電話してきた者(のちになつきの相手の娘・かつ同級生であることが判明)がいたために心身に変調をきたし、半ば逆上な状況で赤城にて「Emperor」のリーダー・須藤京一に挑むことになる。

左・フジミ模型 トヨタ・AE86 スプリンタートレノGT APEX 藤原拓海仕様(初期型) ハイテックツートーン
右・インターアライド「MODELER’S」 三菱・CE9A GSRランサーエボリューション 須藤京一仕様 ピレネーブラック
バトルは拓海先行、京一追走と、対強敵仕様のシミュレーションで行くが、もう半ば戦う前から勝負ありの様子でもあった。
拓海が赤城の路面をあらかじめ走っていなかったこと、そしてどこか感情的になっていたことも察したらしく、路面状況を瞬時に理解する能力は京一は認めるものの、敵ではなかったようでもある。

「そろそろ行かせてもらう!」
そして中盤、京一が一気に差し切る。

引き離したところで……
そして拓海にとって最悪の事態が訪れる。
エンジンブロー。
拓海初の競走中止かつ、事実上の敗北となった。

「そのクルマはやはり限界だぞ。…それ以上のいい車に乗るまで、このバトルは預けておくぞ。」
京一も勝ち誇るというよりも、どこか寂しそうにそう言い、引き上げていく。
拓海の敗戦状況を聞いたのか父・文太がキャリアカー(文太の旧友でメカニックを務める政志の所有らしい)を駆って拓海の元に駆け付け、故障したハチロクを載せてこちらも引き上げる。
「クルマは限界だった。壊れたのは…お前のせいじゃない。」
そう文太は号泣する拓海に告げたのであった。
最後に、この赤城での京一戦(バトルとは言えぬが)までが、アニメ版で言う1st Stageから2nd Stageまでのバトル再現で記し忘れたものである。時間はかかった。