(Original Written at 2024/4/15, Rewritten and Photo renew and addition at 2024/9/21)
プロジェクトDの筑波遠征先「フルーツライン」その下りで拓海とぶつかったのは、ホンダ・AP1 S2000を操る「ゴッドアーム」城島俊也であった。

右手前・インターアライド「MODELER’S」 ホンダ・AP1 S2000 城島俊也仕様 ロングビーチブルーパール
左奥・インターアライド「MODELER’S」 トヨタ・AE86 スプリンタートレノ 藤原拓海仕様 ハイテックツートーンwithカーボンボンネット

城島は世代的に拓海の父・文太に歳が近い、さながら大先輩とも言うべき人だった。その城島のハンドリングは達人クラスともいえ、拓海は必死に食らいついていく。


拓海側から見る。

拓海「わからない……!ライン取りが常に違う!!」
涼介をしてバトル前に拓海に与えた助言も
「今までのなかで一番てごわい相手だ。弱点はない。耐えろ。そして、彼のたどるコースを常に見ろ」
もはや無茶な一言だが、涼介も拓海のライン・コースの習得力に賭けていたのである。


拓海先行・城島後行

先行・後行を入れ替えるも、引き離せずにぴったりついてくる城島のS2000。拓海もその走りに、
「モヤモヤとまとわりついてくるこの圧力……!! クソオヤジ(父・文太)とイヤになるくるらいそっくりなんだよなァ…!!」
と、父・文太の姿を重ねる。


城島側から見る。

「なるほど、君の力はよくわかった。」
城島も拓海の非凡さは認めるようであるが、まだまだ余裕の表情だった。


再び先行。

このバトルは6本目までもいく耐久戦の様相となり、タイムを見ると城島のS2000、先行時はなんとタイムを揃えていたのだ。ここで一旦中断し、涼介も拓海に追加アドバイス。
「このコースの側溝と路側帯が使えることはお前も気がついてるだろう。」
そして7本目、ついに後行の城島は中盤手前のS字で拓海を側溝越えで差し切り、タイヤの限度も悟って引き離しにかかった。これに負けじと拓海もまた溝落とし・溝またぎを駆使して…

追いすがる。

8本目。共に体力・集中力に疲弊をきたしていたが、城島は「レコードを狙えるライン」を駆使し、逃げ込みを図る。拓海もこれに負けじと溝落とし・溝またぎを駆使するも…

ホギャアアアッ!!

「!!やっちまった………!!」
溝落としの多用で右フロントのサスペンションを破損。
もはや敗北を覚悟する拓海だったが、城島も逃げ込みを図る中、彼も異常を訴える。
そして停車・路肩に嘔吐して競走中止…となってしまう。
一応壊れた足回りながら拓海トレノはゴールラインを駆け抜けていたため、一応勝利は拾ったものの実質痛み分けとも言えた。

バトル後、恒例のタイムアタックは啓介のヒルクライムのみが行われ、拓海のダウンヒルはハチロクの破損により中止となった。その代わり、バトル後に拓海は城島の助手席に座って同乗走行をする機会を得、城島の特技・ワンハンドステアリングを見学することとなった。城島もまた拓海の実力を認めたようである。

城島仕様は何気に戦う相手を変えても絵になる。たとえば文太インプレッサ、小柏健MR-2、東堂塾のデモカー、そしてS2000を何より乗りたいと願い、ワンハンドステアもやる(というにはヤバいことやったが)慎吾といったように。外伝話あれば後輩たちを鍛える意味で胸を貸す…なんてありそうだ。

モデラーズ 1/64 頭文字D セットVol.7 藤原拓海 トレノ(AE86) & 城島俊也 S2000

By あかだま

自動車マンガの傑作「頭文字D」・「MF GHOST」、そして「昴と彗星」登場車を中心とした1/43モデルミニカーの収集をあけっぴろげにしています。

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