石神を攻略後、夏向・ミハイルは5位を走る6号車・柳田M4GTSに迫る。

柳田「86号車か…待っていたぜ!片桐夏向!!」
「高速サーキットになればなるほど、コーナリングテクが重要になってくる。狭いところをちょこまか曲がるのでなく、命を削るような超高速のコーナリング勝負、させてもらうぜ!!」
そう闘志を燃やす柳田だが、ブースからの連絡がある。
柳田ブース「ここは要注意ですよ、柳田さん!馬力のある12号車(ミハイル)が絶妙に86号車の後押しをしています!」

柳田「そりゃまた…奇妙なこともあるもんだぜ。だが、こちらは500馬力だ。ケイマンのGT4なんざ怖くもない…。MFGを席巻する外国人ツートップを俺が粉砕する!!」
「日本人ドライバーの意地とプライドを、この柳田拓也が見せてやるぜ!!」
夏向・ミハイルのスリップストリームが柳田に食らいつく。そして、ハイドロトラップ直前の左コーナー、ここが仕掛けどころだった。

ミハイル「行けカタギリ……ここだ…!」
それに応じ、夏向は動く。すでに息がピッタリだった。

外からねじ込む夏向。

柳田「外とは…!完全に裏をかかれた…!だが、そんなことくらいでは俺は動じない…」
「たとえサイドバイサイドであっても、コーナリングを負けなければ抜かれない。どんなにタイトなラインであっても、俺は揺るぎないぞ!」
やはりパワー差があるのか、夏向でも柳田を差し切れず、並走に持ち込まれた。

実況・田中「互いに一歩も退かない!新旧コーナリングの魔術師同士、意地がぶつかり合うーーーっ!!」
この並走劇を、夏向をアシストする立場のミハイルは冷静に見る。そして珍しく柳田を認める。

ミハイル「さすがにこの位置にいるだけのことはある。6号車のBMW…。サイドバイサイドでも動じることなく、カタギリと互角にコーナーで戦えている。」
「クルマも速い。僕のトウのアシストも並走のキープが精一杯か…。だが、やはり僕ら2人の状況判断が一枚上、だ…!」
そしてハイドロトラップにさしかかる。
(「2」へ続く)
使用車

MINICHAMPS BMW・3C30 M4 GTS 柳田拓也搭乗車

インターアライド「MODELER’S」 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第4戦仕様

MINICHAMPS ポルシェ特注 ポルシェ・982L40 718Cayman GT4 Sports Cup Edition ミハイル・ベッケンバウアー搭乗車(Limited ver.)