夏向・ミハイルの即席コンビ追撃、沢渡のシンガリからの追い上げをやる1周目から2周目のさなか、先頭を走るのは諸星瀬名駆るGRスープラ、エマ・グリーン駆るヴァンテージ、赤羽海人駆る488GTBの三台だった。
赤羽「上の三台がコケてくれたお陰で、労せずして表彰台圏内…絶好のチャンスが回ってきたな。」
「悪くないぜ、イングランド美人の背中を眺めているのも。先はまだ長い、今はタイヤを温存だ。」
そして瀬名はエマのプレッシャーに苦闘していた。
瀬名ブース「タイヤを苛めすぎだぞ瀬名!!まだ2周目だ!!」
瀬名「わかってる!!わかってるけど、女になめられるのは我慢できねえ…タイヤがキツいのは後ろだって同じだろ…!」
一方でエマは余裕すら見せていた。
エマ「このドライバー…スピードはあるけど、キャリアが足りないわね。冷静さを失っているのが手に取るようにわかるわ。」
「タイヤのダメージがやがてボディブローのように効いてきて、彼から戦闘力を奪ってしまう。」

エマ「それにしても、MFGは体験してみると考えていたよりもずっと奥が深い…どれだけ高いレベルに達しているアスリートであっても、全てのスポーツには立ち帰るべき基本というものがある。レーシングドライバーにも疎かにしてはいけない基本があるけれど…」
「MFGには、まさにそれがある。ミスター・フジワラがスランプのカナタに日本行きのアドバイスをした理由が…今ならわかる!!」
この状況をモニター観戦する瀬名の師匠・高橋啓介は瀬名の状況を見て…
啓介「ダメだ。(瀬名は)タイヤの使い方がなっちゃいねえ。こんなんじゃラストまで持たない。後ろの金髪姉ちゃんはうまいがな。」
「参戦2戦目にして先頭の重圧だ。なかなかできないぞ。ここは突き放す…金髪姉ちゃんにもっと追い詰めてもらおう。」
と静観を決め込む。
先頭が動くのは3周目終わりのあたり、夏向・ミハイルが追い付いてくる頃になる。
使用車
MARK43 トヨタ・DB42 GRスープラ 諸星瀬名搭乗車
solido アストンマーティン・AM601 V12 Vantage エマ・グリーン搭乗車(アッパーグレード・本編同色)
Bburago フェラーリ・F142B 488GTB 赤羽海人搭乗車