1st Stageや原作でもハイライトとなったのが拓海と、「白い彗星」高橋涼介との一戦である。

左・フジミ模型 トヨタ・AE86 スプリンタートレノ GT APEX 藤原拓海仕様(初期型)ハイテックツートーン
右・フジミ模型 マツダ・FC3S サバンナRX-7 ∞ 高橋涼介仕様(初期型)クリスタルホワイト
このバトルにおいて涼介はトータルバランスを優先すべく、セッティングを大幅変更。なんと普段340psあったのを265psに落として拓海に挑んだのである。
そして始まったバトル。なんと涼介は後追い、拓海を先行させ、拓海の「コピー」走行に徹したのである。
「溝落としも通じない……!」
これが拓海に対するプレッシャーとなり、ついには拓海も痛恨のアンダーステアを起こしてしまう。

「しまったぁ……!!」
そこを涼介が差し切り、あとはぶっちぎって勝つのみ……と思われたが、
「タイヤの熱ダレか……?ここまでハチロクのコピーをやったがゆえにか…!」
「大誤算だぜ…これじゃハイペースで飛ばせない!!」
拓海のAE86のコピーに徹したがために、車重の差(拓海AE86 940kg、涼介FCアンフィニ 1230kg)で、タイヤが苦しくなってしまったのである。そのため、涼介が引き離せずにいたのだった。
拓海も涼介のペースが上がっていないことを感じ、諦めぬ追走を続ける。
そして決着となったのはゴール地点直前の最終コーナー付近だった。

中里・慎吾「ラインがクロスするぞ!!」
勝負のポイントはここになると踏んだ中里・慎吾はその決着に立ち会うことになった。
涼介のタイヤは限度を迎え、外に膨れていくのに対し、拓海はクリップポイントにつきコーナーを曲がりきり、

最後は差し切り勝ちを収めた。
このバトル、結果を知った啓介たちレッドサンズと池谷たちスピードスターズは両者ともこの2台がたたき出したレコードタイムに驚愕し、誰もが沈黙したほどであった。
さて、昨今主流の1/64では涼介仕様はインターアライド「MODELER’S」の2台セットVol.17(with須藤京一エボⅢ)と、京商からリリースされている。拓海AE86と合わせれば再現可能だ。