塩那道路下り。
プロジェクトD・藤原拓海 AE86スプリンタートレノvs. 東堂塾・二宮大輝 EK9 シビックタイプR
1本目は拓海先行・大輝後追で始まった。
右手前 トヨタ・AE86 スプリンタートレノGT APEX 藤原拓海仕様(中期型) ハイテックツートーン
左奥 ホンダ・EK9 シビックタイプR 二宮大輝仕様 サンライトイエロー
馬力も基本的に大輝シビックタイプRが上、と踏んだ上で差し切れば勝ち…という当初の目論見に対し、涼介は拓海にこう指示した。
「振り返るな(バックミラーは見るな)。」
「レブは9000回転までで凌げ。」
この指示を守り、自分のドライビングに徹する。
立ち位置入れ替え。
それでも大輝はピッタリと離れなかったが、なんとか拓海先行のままゴールまで押し切ったのである。
そして2本目。先行・後追を入れ替える。
大輝EK9先行、拓海AE86後追い。
ここで涼介の作戦が功を奏することになる。
駆動方式の差で、FFであるEK9はフロントタイヤを酷使「させられて」いた。
「とんでもねぇヘマをやっちまったかもしれねぇ…!」
大輝のタイヤのグリップが悪化したのある。

拓海「タイヤのグリップが…悪くなっている?」
そしてもう一つの作戦・レブ縛り。これは1本目で拓海AE86の真のパワーを見せずに戦ったことで、相手に油断を誘ったのである。
そりゃ拓海AE86は11000回転で最高240ps…。それでも9000回転で凌げたことでギャラリーの東堂塾一同も拓海のドライビングを「相手がとんでもなく速すぎる…!」と言わしめるほどだった。

差し切る!
そしてついには2本目で拓海がレブを開放。見事に大輝EK9を差し切り、勝利を収めるのだった。