渉の挑戦を受け、拓海は樹とともに埼玉に向かう。渉は妹・和美を伴って現地に赴き、樹・和美を西武秩父駅前のベンチで待たせ、バトル現地・正丸峠に向かう。
耐久戦の始まりである。
なお、アニメ版では高橋涼介・高橋啓介・中村賢太の3人がこのバトルの情報を仕入れたために、正丸峠中間地点で、池谷浩一郎・健二のふたりも折り返し地点でそれぞれ待機・観戦することになる。

左・インターアライド「MODELER’S」 トヨタ・AE86スプリンタートレノ 藤原拓海仕様(Night Run ver.) ハイテックツートーン
右・インターアライド「MODELER’S」 トヨタ・AE86カローラレビン 秋山渉仕様(1st ターボ仕様)ハイテックツートーン
拓海はこのバトルの前に池谷の助力でレース用回転計、油圧計をセットするほか、父・文太にエンジン最大回転数を尋ねた。文太は
「11000回転まで、きっちり回せ!!」
そしてこのバトルに挑み、当初はその扱いに苦闘するのであった。1本目は先行する渉についていくのみだった。

渉レビン先行。
「よし…来た来たきたぁーーーっ!!」
対する渉レビンもターボチャージャー…いわゆるドッカンターボ発動から景気よく先行、押し切っていく走りを見せる。
2本目は拓海先行となるが、苦闘のさなか、拓海は高回転域のパワーを用いたところで苦闘から一転、乗りやすさを感じ、
「よし、これなら…行けるかも」
と、渉に負けぬ走りを見せていく。

拓海が渉を抜く。
3本目。再び渉先行これまでの耐久戦で両者タイヤの消耗が激しくなり、グリップを失っていく。
4本目。両者集中力・スタミナが消耗していく中、限界領域に入っていく。
そして5本目。再び渉先行のところで、渉は完全に消耗しきっていたその緩みで、なんと拓海が差し切る。
「ここは追い抜きとか、そういうのはなしなんだよ!!」
渉がそう叫ぶ中、拓海は粘り勝ちでこのバトルを終えたのである。
「頭文字D」本編で下り・上りがない、拓海が戦った中で初の耐久戦。
例のMODELER’S1/64でも、渉ターボはVol.16、拓海中期型はVol.15、もしくはホビージャパンよりリリースされた「AE86 対秋山渉」から使用すれば再現は可能だ。