(Original Written at 2017/11/21, Rewritten at 2024/7/11)
「見せてやるぜ 400馬力の・・・全開ヒルクライム!」

冒頭の台詞を言うのは、栃木・日光⇔那須塩原を結ぶもみじラインをホームとするチーム・「セブンスターリーフ(SSR)」のヒルクライムを担う川井淳郎である。
その川井が駆るのが、日産・ER34 スカイラインGT TURBOである。

インターアライド「HiStory」 日産・ER34 スカイラインGT TURBO  ダークブルーパール

プロジェクトD編の啓介の最初の相手であるが、あっさりと敗れてしまったせいなのか影が薄い一台の印象がある。だが、このER34、実車は文句のない性能で、かの筑波の「ゴッドフット」星野好造が駆るR34 GT-Rの原型こそ、このクルマなのだ。

そのスペックは、当時の規制値である最高出力280psに引き上げられた1999年マイナーチェンジ版で見ると、

駆動方式 FR
全長×全幅×全高 4580×1725×1340mm(3ナンバー)
最高出力 280ps(206kW)/6400rpm
最大トルク 35.0kg・m(343.2N・m)/3200rpm
種類 水冷直列6気筒DOHC24バルブICターボ
総排気量 2498cc(2.5リッター)
車重 1410kg
トランスミッション 5速MT

と、文句のないところで、車重から考えるとヒルクライム専用になりがちだが、馬力も冒頭の川井の台詞から400psは簡単に越えられるなど、さすがはR34 GT-Rのベースカー、というところであろう。


左サイドビュー

このクルマは悲運の一台である。R34 GT-Rの人気あった一方で、そのオリジナルでもあるこのER34は売れ行きはよくなく、2000年の排気ガス規制にもかかったことにより、2001年6月に生産を終えてしまったのである。それでも、スカイラインが次代V35より高級車志向に変わってしまったこと、また、V35のデザイン…とくにフロントについては評価が低いためか、このER34は中古車市場では「最後のスカイライン・スポーツカー」として再評価されているとのことである。


リアビュー R34GT-Rとほとんど一緒だ。

長らくこのクルマはモデル化されなかった。筑波のゴッドフット・星野好造が駆るR34 GT-Rは数多のメーカーからリリースされたが、原型たるR34クーペはようやく初、そして現在まで唯一のリリースである。
一応、過去には京商よりER34セダン(のちにiginition modelからも発売)が発売されていたが、川井のスカイラインは長らく記事に書くことができず、このたびようやく記せることになった。

(2024年7月追記)
インターアライド「HiStory」よりER34スカイラインクーペ(標準仕様)が発売されるとほぼ同時に、「MODELER’S」より川井仕様のER34スカイラインGTクーペも発売されたのである。実は諸事情で最初に川井仕様のER34スカイラインGTクーペを入手したものの、標準仕様の入手が遅れてしまったのである。そのため、比較にだいぶ時間がかかったものであった。比較は「仕様」にて記す。

By あかだま

自動車マンガの傑作「頭文字D」・「MF GHOST」、そして「昴と彗星」登場車を中心とした1/43モデルミニカーの収集をあけっぴろげにしています。

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