瀬名GRスープラを差し切った夏向。返す刀で続く前を走る1号車・石神911GT3を狙う。
石神「片桐が前に出ているか…正直こっちの方が嫌な存在だ。 Stop and Goの半島区間ならこいつ…GT3の戦闘力で抑えることはできる。だが、ハイスピードセクションじゃ何を仕掛けてくるか皆目見当がつかない…!」
石神もまた夏向に脅威を感じていた。
加えて、夏向に差された瀬名も、石神対夏向の戦いを追走しつつも見届けようとしていた。
瀬名「ポルシェの壁を…お前ならどう崩す?俺にはどうしてもできなかったが、片桐…お前ならやれそうな気がする。後学のために見せてくれ…!超高難度の未体験ゾーンを!!」
半島区間終盤、郵便局前を通り、第二180度ターンに向かうところで、夏向はまた動き出す。
実況「またしても危険な匂いがプンプンと立ち込めている!!」
これを見る瀬名は直感した。
瀬名「やる、何かやらかす……86号車が発散する殺気がヤバい!!」
石神「ぬうっ……!」
拓海直伝3→2→1速マシンガンシフトダウン、すかさずノーズ差ねじ込む!
実況「ここで86号車が行ったあああ!!」
実況「行ってしまう!!86号車が1号車の前に出たああーーーっ!!またしても瞬殺!石神でさえ例外ではなかった!!」
この再現では表現できなかったが、解説の秋山渉が言うには、第二180度ターンは「上の道路と下の道路との間にかなりの高低差があるため、最低地上高ギリギリに下げられた(いわゆる車高短)車だと最短距離のラインが取れない」とのこと。石神の911GT3がラインを取れないぐらい車高が短いのに対し、夏向の86はまだ余裕があったため、インカットができたという。実際このときに夏向の86は下回りを打ち付け、かつリアタイヤが浮くほどだった。
夏向4位浮上、バックストレート突入。
このバトルを見せつけられた瀬名は一層闘志を燃やす。
瀬名「ストリートでしかありえないような攻撃を仕掛けたかと思えば、レーシングドライバーとしての分厚いキャリアをこうして見せつけやがる…いいね、敵は強ければ強いほどやっつけ甲斐がある!」
「俄然やる気が出てきたぜ!!」
一方で石神は対照的だった。
石神「く……歳はとりたくないもんだ…!」
これで夏向の前を走るのは先頭グループのミハイル718CaymanGTS・沢渡A110、そして赤羽488GTBとなる。
使用車
インターアライド『MODELER’S』 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第3戦仕様
MINICHAMPS ポルシェ・911MA175 石神風神搭乗車
MARK43 トヨタ・DB42 GRスープラCustomed 諸星瀬名搭乗車
追走する瀬名も一応出ているので使用車に加える。