(Original Written at 2018/5/31, Rewritten at 2024/9/14)
昨今見なくなったクルマがある。
それが、今回の「チェイサー」だろう。
MARK43 トヨタ・JZX100 チェイサー ツアラーV ダークブルーマイカ
いわゆるトヨタのミドルサイズセダン3兄弟…マークII、チェイサー、クレスタと、「おっさんセダン」と語られるクルマだが、なかなかもって侮れない一台だろう。ちなみにトヨタオート店専売車種だった。(クレスタはビスタ店、マークIIはトヨペット店発売)
全日本プロドリフト選手権でも、このチェイサーをベースにして出場した選手もいるほどで、そのスペックも、
駆動方式 FR
全長×全幅×全高 4715×1755×1400mm(3ナンバー)
最高出力 280ps(206kW)/6200rpm
最大トルク 38.5kg・m(377.6N・m)/2400rpm
種類 水冷直列6気筒DOHC24バルブICターボ
総排気量 2491cc(2.5リッター)
車重 1480kg
トランスミッション 5速MT
このJZX100型チェイサーは1996年9月にフルモデルチェンジで登場し、規制値である280psにも達しているものの、当然それ以上の馬力は出せる上、何より頑丈。セダン系ドリフトの中心を担った一台だ。
しかも、前述の3兄弟ではもっともスポーティとみられており、加えてマニュアルトランスミッションを用意するなど、人気は確かにあったといわれる。とくに、今回発売された「ツアラーV」はそのスポーティグレード、かつ最上級モデルで、売り上げの3割はこのツアラーVだったという。

左サイドビュー
一時期、特に2000年代前半、中古で手に入れやすいFR車というのがこのチェイサーと姉妹車のマークII、クレスタ、他には埼玉の秋山延彦が駆ったアルテッツァやアリストしかなかった、というのがあり、このクルマを乗り回す若者は多かった。
とりわけ、ヤンキーと呼ばれる連中が多く乗っていたのも確かで、今アルファード・ヴェルファイア・ノア・ヴォクシーといった同じトヨタのミニバンに乗り換えているのも、その前に乗っていたクルマがこのチェイサーというのは多いかも知れない。
すなわち、啓介の弟分が率いていたチームにも、このクルマに乗っていたのもいたかも知れないだろう。ここ最近はセダン車が不人気なせい(大方チャイルドシート義務化のせいなのだろうが)か、本当に見なくなった。

リアビュー
このモデルは正直入手するのは迷った。自分自身このクルマに対してあまりいい思い出がなかったのである。
だが、増刊本で池谷先輩の紹介するクルマの一台にも紹介されていたので入手することになったが、カラーリングについてはダークブルーカラーを選んだ。なお、イメージカラーはスーパーホワイトIIやシルバーメタリックで、現実では圧倒的にホワイト・シルバーカラーが多いが、人気カラーはブラックとダークグリーンだったという。
今回はホビージャパンのブランド「MARK43」から発売されたのを入手した。当初2018年1月発売予定が、この5月に延期になった。
(2024年9月追記)
この100型チェイサー、「Arcade Stage」に登場していた。ver.2.0にて追加されており、トヨタでは延彦のアルテッツァ以来となるFRセダン車の参戦だった。やはり入れてほしいという要望があったのだろう。1/43ではホビージャパンのほか、京商からリリースされており、1/64ではTARMAC WORKSからリリースされている。