中里敗戦を知ったナイトキッズは当然だまっていなかった。そこに現れたのがナイトキッズの下り担当、「デンジャラス」の悪名を持つ庄司慎吾だった。
原作では池谷S13を、アニメでは樹AE85をクラッシュに追い込んだため、この敵討ちのために拓海が対峙することになった。しかも慎吾はFF有利にするべく、「ガムテープで右手を固定しろ」という左手封じを狙ってきたのである。

左手前・フジミ模型 トヨタ・AE86 スプリンタートレノGT APEX 藤原拓海仕様(初期型) ハイテックツートーン
右奥・インターアライド「MODELER’S」 ホンダ・EG6 シビックSiRⅡ 庄司慎吾仕様 ミラノレッド
そうして始まったこのバトル。しかも拓海も苦手とする先行で、慎吾が後追いだった。
だが、ステアをあまり切らない方が走るというのを拓海は早々につかみ、ドライブに集中する。

「とんだ食わせ者だな…。」
負けじと追走する慎吾。サイドブレーキを用いたFFドリフトも駆使しながら追い詰めていくが、ここでとんでもないことをもくろむ。
「悪いが、ハチロクにはオシャカになってもらうぜ!」
バンパープッシュ。
スピンする拓海AE86
「だがもう勝負ありだ。このまま逃げ切ってやる!!」
慎吾はそこを抜け出して一気に引き離す。
だが……

「てめぇ……わざとやりやがったな…!てめぇみたいなカスには絶対負けないからな!!!」
拓海が逆上。本能のままで追走を開始、とんでもないスピードで追いかけるのである。

追いつかれる慎吾。
「なんだと……ダウンヒルがこんなに怖いもんだとは思わなかった…!」
ついには拓海に差し切りを許す。

「このままじゃ恰好がつかねぇ…このバトルの決着はダブルクラッシュで道連れだ!!」
そして二度目のバンパープッシュを狙おうとしたところで拓海にかわされ、EG6はガードレールに激突。競走中止となった。

「くっ……キックバックで…右腕にひびが入っちまったか……」
幸いにもギャラリーにいた池谷・健二らが駆け寄り、救急車の手配などを行ったために慎吾の怪我は右腕をギプスに巻く程度で済んだ模様である。このバトル以降は慎吾も改心…ひょっとしたら幼馴染の沙雪にも何か(それも相当キツく)言い含められたと思われ、CDドラマではナイトキッズの折衝役として、さらには外伝話ではスキー場で真子にナイトキッズのメンバーを一人紹介する姿が描かれ、後の土坂の二人に比べれば人間性ははるかにマシな人物であろう。
慎吾仕様EG6は現在主流の1/64でも未だ発売はされていない。インターアライド1/64で発売されるとしたら、真子・沙雪シルエイティとの2台セットになるのではと思われた(その後池谷S13セットで発売となったが)。