夏向の後退後、ついにミハイルはエマの2番手につける。
実況・田中「ここまで淡々とレースを静観していたように見えていた絶対王者が、エマ・グリーンとの間隔を一気に詰めていく!!」
ミハイル「悪いが…僕は女相手でも容赦はしない。挫折を抱えてUKに帰ってもらおうか…!」
片や、その挑戦を受けるエマ。
エマ「Come on, Germany Kid.(かかって来なさい、ドイツの坊や)」
「沈めてあげるわ。この極東の美しい海にね…!」
実況・田中「アストンマーティンvs.ポルシェ!!英独の高性能ファイター同士の一騎打ちだ!!21世紀のBattle of Britain勃発だぁ!!!」
二人の最初の激突は5周目のジャンプステージ直前・右コーナーだった。
ミハイルがブレーキングでインにつく!
エマ「技術の差じゃなくて車重の差ね。この位で勝ったと思わないことね。」
ミハイル「フッ……。」
2台ともにジャンプステージ前まで追走する!
そして飛ぶ直前!
エマのプッシングが炸裂!!
実況・田中「うわっと!!離陸直前に接触だ!!エマ・グリーンがぶつけた!車重の軽い12号車が空中でバランスを失っている!!」
着地するも、そこはミハイル。乱れた挙動をうまく回復する。
エマ「これ位危なくないの…向こう(欧州)じゃ、普通だから。」
ミハイル「小慣れているんだな、ラフファイトの駆け引きに。同じアカデミーでも、カタギリとは対照的だ。」

そして二度目に仕掛けるエマ。
エマ「左から来そうね。ブロックはしない。この先はS字…そこでのあなたのポジションは不利なアウトサイド、きつめのプッシングをお見舞いしてやるわ!!」
実況・田中「再びサイドバイサイドの連続コーナー!!おおっ!?12号車が寄せていく!!」
エマ「What…!?」
ミハイル「同じミスを2度繰り返すと思うのか…!?」
なんと密接してプッシングを封じる!!
エマ「ぐ……くっつかないでよ!!そんなことKanataにしか許さない!!離れなさいよ!!German Bastard!!(ドイツのド変態野郎!!)」
それだけでない。インベタの内側に閉じ込められ、エマの助走のためのスペースが奪われるのである。
いち早くコーナーから脱出するミハイル。
実況・田中「完全にしてやられた!!624号車がワンテンポ遅れた!!絶対王者がついに先頭に躍り出た!!」
ミハイル、先頭に立つ。
この状況を離れた4位から見る夏向。
夏向「さすがだ…エマ。Mr.ベッケンバウアーをここまで本気にさせて、手こずらせたのはたぶん、君が初めてだ。」
「僕には燃え盛るFighting Spiritの炎がエマから見える…RDRSの魔女は死んではいない!!」
ファイナルラップに突入する。
なおヤンマガ連載時(2022年11月)、このエマ・ミハイルのバトルが始まるところで、しげの先生が病気休載となっている。
使用車
Solido アストンマーティン・AM601 V12 Vantage エマ・グリーン搭乗車(アッパーグレード・本編同色)
MINICHAMPS Porsche特注 ポルシェ・782L40 718Cayman GT4 Sports Cup edition ミハイル・ベッケンバウアー搭乗車(Limited ver.)