(Original Written at 2012/12/26, Rewritten at 2020/12/27 and 2025/4/9)
三菱においてはこのクルマがハイパワー4WDの始祖であった。
ランサーエボリューション登場以前、このクルマでWRCに参戦していた。
よくCMでやっていたミラージュではなく、ギャランである。そのギャランの最上級グレードが「ギャランVR-4」である。
ixo 三菱・E39A ギャランVR-4 1990spec ランプブラック・シャトーシルバーツートーン
三菱も80年代からフルタイム4WDを作っていた。それがパジェロであり、このE39A ギャランVR-4だ。1987年にデビューしたこの6代目ギャランは当時の三菱自動車のフラッグシップモデルとなった。そのスペックは、
駆動方式 フルタイムAWD
全長×全幅×全高 4560×1695×1440mm(5ナンバー)
最高出力 240ps(177kW)/6000rpm
最大トルク 31.0kg・m(304.0N・m)/3500rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量 1997cc(2リッター)
車重 1410kg
トランスミッション 5速MT
さすがに後のランエボから見るとやや物足りなさもあるが、当時では日本最強のハイパワー4WDセダンと称されたほどである。また、本モデルのカラーリング、ランプブラック・シャトーシルバーツートーンはオプションカラーで、さらに追加料金が必要だった。

左サイドビュー
スバルのレガシイセダンも、このギャランVR-4を意識したとも言われており、これが後に続くランエボvsインプレッサのライバル構図の始まりだったともいわれる。さすがに車重が1410kgと重いクルマゆえになのか、『頭文字D』ではギャランVR-4もレガシイセダンも登場しなかった。この記事を最初に記した当時(2012年12月)、三菱自動車はリコール消極対応に対して国交省からガサ入れを受けたニュースを聞いたが、ちっとはこのギャランVR-4を作っていた頃を思い出してほしいものだった。

リアビュー
長らく1/43ではギャランVR-4は発売されていなかったが、このたびixoから待望のリリースとなった。
モデルでは1987年デビュー当時のシルバーカラーや、この、1990年マイナーチェンジ版のブラック・シルバーツートーンの2種類が発売されている。
(2020年12月追記)
MARK43からもE39A ギャランVR-4がリリースされた。もう30年。今の20代の子たちもこんなのが走ってたのーとか言いそうな一台、下手すれば自分の親が若い頃乗ってたクルマになるのかもしれない。