沢渡がハイドロトラップにて8号車・テイラーを差し切ったほぼ同じ頃、夏向・ミハイルは1号車・石神911GT3に追いついていた。
石神「片桐夏向が来たのか…全てのパイロットの中で一番嫌な存在は…君かも知れんな。ペニンシュラでは公道でしかあり得ない種類の変則技にやられたが…」
「ここはまっとうなレーシングテクニックで戦うコースだ。俺のGT3を突破することは不可能!ここでは負けん!!」

石神を追走しながらミハイルは夏向に語りかける。
ミハイル「追いついても…抜くことは難しい。ブレーキとトラクションにすぐれたそいつ…GT3は難攻不落だ。君ならどうする……カタギリ…!」
夏向は冷静だった。
夏向「ブレーキがいいクルマなので、エントリーで勝負するのは難しい…タイヤを消耗することは避けたい…。」
「MFGには、MFGなりのやり方があります…!」
勝負は、ジャンプステージであった。(ジャンプ再現ができなかったのはご容赦を)
実況「さあここは注目だ!6位グループがジャンプに向かう!前年度覇者vs.最強トレイン!!」
夏向「行きます。付いて来れますか…?」
ミハイル「付き合うしかなさそうだな。スマートではないぜ。僕のスタイルではない…。」
そして、飛ぶ3台!(飛んでると思ってくだされ。)
ミハイルの後ろを追走する18号車・望はこれを見て驚愕する。
望「嘘でしょ……まさか、ここで行くの…?キミたち…頭がトんでるよ…。」

着地する3台、夏向の86は姿勢を崩していたようだが…。
ミハイル「軸がズレているんだが、いいのか…?それで。」
そして、直後のコーナーでだった。夏向は高速ドリフトで石神に襲い掛かる!
実況「うわったぁぁぁ!!外から86号車が仕掛けたぁぁーーーっ!!」
実況「ジャンプステージで何が起こってしまったのか!最強トレインが1号車に襲い掛かっていく!!」
石神「くっ……そんなことが…!」
夏向・ミハイル、石神を差し切り。
石神ブース「石神さん!3台目が来ています!!」
石神「そうはさせるか!」
ここで望をブロック。差し切りを許さなかった。
このジャンプでの攻防戦、解説の京一はこう述べる。
京一「先ほど私は空中でヨーを発生させることはNGだと申し上げましたが、片桐夏向はあえてそれをやりました。着地で意図的にクルマの姿勢を崩し、その反動を用いて壁ギリギリから高速ドリフトに持ち込んでいました。ラリーでは低ミュー路で使うフェイントモーションです。」
実況の田中も「それを空中でやったんですか!?」と驚くも、
京一「到底考えられることではありません。全てのパイロットが恐れるジャンプステージでまさかそんなことが……石神君をもってしても、手も足も出せなかったですね…。」
追走が精いっぱいの望。
そして望が夏向・ミハイルについていけなかったことについても言及する。
京一「18号車がこれに続けなかったのは、前の2台と同じスピードでジャンプを飛べていないんだと思います。それをやれと言うのは酷な話です。あまりにも規格外な2台ですから…。」

望「無我夢中で追いかけてきたけど…ここまでが限界だよ…もっともっと、少しでも長く夏向の走りをみていたかった…。勝ってね、夏向…!」
だが、この後望も石神差し切りの機会を得るのである。沢渡の追い上げとアシストを得て。
使用車
MINICHAMPS ポルシェ・991MA175 911GT3 石神風神搭乗車
インターアライド「MODELER’S」 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第4戦仕様
MINICHAMPSポルシェ特注 ポルシェ・982L40 718Cayman GT4 (Sports Cup edition) ミハイル・ベッケンバウアー搭乗車(Limited ver.)
sparkmodel アルファロメオ・ABA-96018 4C 北原望搭乗車