北栃木・八方ヶ原。東堂塾はプロジェクトDにリベンジマッチを申し入れる。東堂塾OB・現レーサーの舘智幸を擁し、マシンも東堂商会デモカーEK9 シビックタイプR・かつ仕様セッティングと万全の態勢で挑んできた。
涼介は「Emperor」須藤京一(彼もまた東堂塾OB)から舘智幸の情報と警告を受けており、挑むとすれば誰かと言うことで拓海をぶつけた。
左奥・インターアライド「MODELER’S」 トヨタ・AE86 スプリンタートレノ 藤原拓海仕様 ハイテックツートーンwithカーボンボンネット
右手前・インターアライド「MODELER’S」 ホンダ・EK9 シビックタイプR 東堂商会デモカー 舘智幸搭乗仕様 サンライトイエローwithカーボンボンネット
戦いは、拓海先行・舘追走で始まるが、序盤、舘はコーナーから「消えるライン」を用いて拓海に襲い掛かる。
「プロとアマの違いを教えてやるよ!」
そして拓海を差し切って先行するのだが、対する拓海も
「見えなければいいんだ!」
と、奇襲を仕掛ける。

「いるのか、そこに…!」(拓海仕様をフジミ模型版カーボンボンネットに変更。)
ブラインドアタック。
涼介も驚きを隠さず、拓海のオリジナル技と感嘆するほどだった。
一方、仕掛けられた舘は
「冗談じゃねえぞ!こんな真っ暗な峠道をヘッドライトを消したまま走り回れるのか!!」
舘も仰天するのみならず、ギャラリーの東堂塾メンバーも恐怖交じりで言う。
「あのハチロクのドライバー…絶対に事故るぞ……!」

「相手のテールランプは見てはいけない。見るのは相手の車のヘッドライトが照らす道路だけ!!」
その後一旦は拓海が差し返すも、再びサーキット仕込みのプッシュで差し返す舘。ここでブラインドアタックを再度敢行。そして今度はライトを使わない時間が長かった。
それでも二度目の奇襲は効かずと、舘は終始自らのラインを守るドライブに徹し拓海の敗色は濃厚だった。実際ゴールにいた史浩、啓介も
「たとえ負けても、ここまでやったんだ。藤原とはハイタッチで出迎えたいもんだ。」
とゴールに向かうところで、啓介は酒井らと顔を合わせる。酒井は
「今日のバトルは忘れられないものになりそうだな。俺ら東堂塾も、あんたたちと会えたのはラッキーだと思う。」
と述べ、もはや勝ち負けよりも互いの健闘を認めるものとなっていた。
しかしゴール前、舘の前を動物が横切ったのかラインを空けてしまい、そこに拓海が入り込み並走、
加えてゴール前が上り勾配だったこともあり…
「やれやれ…ツイてないときは、こんなものか…。」
ノーズ差で拓海のハチロクが差し切ってゴール。
逆転勝利を納めたが、このバトルは勝ち負けよりも前述の通り互いの健闘を認める一戦となった。バトル後、舘は帰京する際に、
「ドライバーとしての高いモチベーションを保つために、立ち戻るべき原点が必要だったのがわかりました。今は…すがすがしい気分です。」
と師匠・東堂に述べている。
さて、自分のは1/43サイズだったが、現在主流の1/64サイズでこのバトルはインターアライド「MODELER’S」2台セットVol.12がまさにこれで、他にもホビージャパンからも拓海AE86カーボンボンネットや東堂商会EK9が出ているので再現が可能だ。強者はジオラマを作ってこの2台を並べてみると楽しいだろう。東堂商会デモカー仕様は、慎吾のEG6、城島のAP1と並べても絵になる。