(6号・7号ネタバレ、Article first Written at 2026/1/7, add at 2026/1/15)
彗星が選んだゴーストカーは夏向、それもハードモードで半ば置き去りでもあった。
彗星「速い…!本当にあれが2リッターのNAなのか!?踏ん張れ彗星…一度見たかった、あれを見せてもらうまでは!!」
そして芦ノ湖GT名物・デスエリア、スリッピートラップに差し掛かると、ブースの緒方より連絡が来る。
緒方「こちら緒方!デスエリアに差し掛かっているぞ!ゴーストには付くな!!同じスピードで突っ込んだら終わるぞ!!」
しかし、彗星は…
彗星「(緒方さん…ここは無理します…!でないと、ハードモードを選んだ意味がない……!!)」
そして…
夏向ゴーストカーが繰り出す、ゼロカウンタードリフト!
彗星「来……た……!!あの位置で、横っ腹が見えることの異常感がヤバい!」
「速……い……ゾッとするぜ…到底現実とは思えない…!」
彗星「昨シーズン、すべてのMFGパイロットたちを蹴散らした、伝説のゼロカウンタードリフト…!誰にもたどり着けない、オンリーワンの超高等技術領域!!」
これには予選中継を群馬で見る昴も「すご……!」の一言だった。
彗星「離されてく……コーナー一つ抜けるたびに、確実に遠ざかっていく…見えなくなってしまう…!!」
それでも恐ろしいことに、彗星の走りもまたとんでもない速さだった。
実況・田中「工藤彗星の名誉のために、ひとこと補足させていただきます。87号車はこのスリッピートラップに突入した後、順位を一つ上げてきています。現在、暫定で6位!」
「それを易々と振り切ってしまう片桐夏向こそが異常なんです!!」
実況・田中「昨シーズン・片桐夏向がたたき出したスリッピートラップの区間レコードは、今年のスーパーシリーズでも更新されることはありませんでした!数々の伝説を築いた赤い弾丸は、シーズンが変わっても、いささかも衰えることのない存在感をただただ見せつけるのみです…。」
デスエリアを抜け、彗星は改めて気合を入れなおす。
彗星「見せてもらえた…。絶対に忘れるものか!ここからが本当の勝負だ!!」
暫定6位…コーナーを攻めていく彗星。
果敢に攻め、駅伝ストレートに飛び出すが…。
もはやその視界に夏向のゴーストカーは捉えられず。
実況・田中「いかんせん相手が悪すぎます!昨年、片桐夏向が叩き出したタイムは、スーパーシリーズにおいて予選10位に食い込んでいたのですから!!」
結局、最終区間がヒルクライムだったことから順位を一つ下げて、彗星は暫定7位でタイムアタックを終える。
緒方「よくやったぞ彗星!」
彗星「難しかったですね。あれだけシミュレータやったのに、実走だと全然うまく行かなくて…。それでも、自分の手ごたえ以上にタイムが出たのは足のおかげだと思います。」
そして、夏向のゴーストカーとの闘いの感想としてこうつぶやいた。
彗星「すごい体験ができたので…俺はうれしいですよ…。」
使用車
MARK43 トヨタ・ZN8 GR86 工藤彗星搭乗車
インターアライド『MODELER’S』 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第1戦仕様