ついにゴール手前のコーナー、主屋コーナーに向かう沢渡A110・ミハイル718Cayman、そしてこれを離れながらも追走する夏向86。
実況「さあどうなる!?12号車がどこかで飛び出すのか!!主屋コーナーに向けて、フルスロットルで突進していく4号車と12号車!!」
沢渡「主屋のインは渡さねえ…!!飛び込ませたら、その瞬間に終わっちまう!!」
ミハイル「勝負だ…………サワタリ!!」
実況「最終決着の主屋コーナー!!フルブレーキング突入っっ!!」
ミハイルは外に入った。
沢渡「外だとぉ!?なめんなミハイル!その選択肢だけは粉砕してやる!!」
2台並走で主屋コーナーを立ち上がっていく。
だが、2台並走でのコーナリングはそのスピードを落としてしまう。
すなわち、後を追う夏向がまたトップ争いに舞い戻ってくるのだった!!
奥山広也「緒方君。わからなくなってきたぞ。棚からボタモチが…落ちてくるかもしれない。」
直後、沢渡は驚愕した!
沢渡「しまった…あ!!ミハイルがわざわず窮屈な外へ回り込んだ理由は…これだったのか!!」
なんと、沢渡のラインだと、ゴールには向かえない分岐点右になってしまうのだった。
そこに夏向が追い付き、沢渡が入れない!!

沢渡「俺の…スペースがない……そこに夏向がいることが、一世一代の大誤算だったぜ!!」
実況「ゴール前再び順位がひっくり返る!!先頭ベッケンバウアー!2位片桐夏向!沢渡光輝は3位後退!!ファイナルラップでこれほどめまぐるしく先頭が入れ替わるのは前代未聞!!」
実況「今、チェッカーが振られました!ミハイル・ベッケンバウアー、破竹の3連勝!そしてルーキー・片桐夏向が参戦3戦目にしてついに2着表彰台をゲット!!」
恋を救ったために左肘を負傷した夏向。
しかし、接戦の末2着…まさに主人公の奮迅的な戦いだった。
片や3着に終わった沢渡。
彼は決断する。A110では限度で、さらに強力な一台への乗り換えを。
使用車
sparkmodel ポルシェ・982J2 718Cayman GTS ミハイル・ベッケンバウアー搭乗車(アナザーカラー)
インターアライド『MODELER’S』 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第3戦仕様
NOREV アルピーヌ・ルノー DFM5P A110 Premiere Edition 沢渡光輝搭乗車