左肘の負傷で順位を下げる夏向に代わって3位に上がったのが、2号車・赤羽海人が駆るフェラーリ488GTBだった。その赤羽は沢渡・ミハイルを射程圏内にして追走していた。
赤羽「前の2台にこれ以上離されるわけにはいかない…だが、タイヤが最後まで保たなくては話にならないからな。今はまだ牙を隠して爪を研ぐ…逃がさんぜ!!」
そして動いたのは4周目。赤羽はペースを上げ始める。
実況「2号車が動き始めた!!赤羽海人がペースを上げてきている!!」
この状況を聞き、前を走る沢渡は絶好のチャンスととる。
沢渡「赤羽が来たのか…悪くない、使えるぞ。…ラストピースが、これでハマったぞ!!」
ファイナルラップ、三つ巴となるミハイル・沢渡・赤羽。動きがあったのはミッドナイトストレート…
ここで2位・沢渡がラインを空ける。
赤羽「一番おいしいラインを空けた…?沢渡、何を考えているのか知らないが…そこにスペースがあるのなら、迷わず突くのが俺のやり方だ!!」
これに乗じて赤羽は一気に動く。
ミハイルの後方に入り、スリップストリームに乗じて……
沢渡の前に出る。
沢渡「行けぇ!馬力番長!!ありったけのトップスピードをたたき出してみろ!!」
実況「2号車・赤羽が12号車・ベッケンバウアーのスリップストリームから飛び出す!!」

ここで沢渡もすかさず赤羽のスリップストリームに追走をかける!

ミハイル「君の狙いは…そのエアポケットか…!うまくやったな、沢渡…!」
沢渡「どんなもんだ!!670馬力…赤羽の力は借りたがな!!」
ミッドナイトストレート…トンネルを抜けると、順位が大変動。
実況「なんと2台をごぼう抜き!!1位、2位、3位が完全にひっくり返るーーーっ!!」
1位に躍り出る赤羽。だが、次の戦いを予感するかのように解説の秋山渉はこう述べる。
渉「次の半島区間を走り終えた時点でまだ赤羽君が先頭にいるようなら、このレースは赤羽君の勝ちだと私は断言します。後続の2台がそれを易々と許してくれるとは思えませんが。」
使用車
Bburago フェラーリ・488GTB 赤羽海人搭乗車
NOREV アルピーヌ・ルノー・A110 Premiere Edition 沢渡光輝搭乗車
sparkmodel ポルシェ・718Cayman GTS ミハイル・ベッケンバウアー搭乗車(アナザーカラー)