前園撃破後、続いてのターゲットはNo.16 八潮翔・No.18 北原望兄妹…別名「ヤジキタ」であった。
小田原デスエリア…奥箱根(富士山噴火で霧や有毒ガスが立ち込めるようになってしまい、ゴーストタウンという設定だが)を駆け抜け、11位争いをする3台。
セクター2における八潮翔エキシージ・北原望4C・片桐夏向86
そして大平台ヘアピン、ここで夏向が仕掛ける。
望「ウソでしょ!?どこでブレーキングしてんのよ!!」
望の4Cを内からすくい、さらには翔にも
翔「ぐ……!トラクションコントロールが邪魔しやがった!」
セクター2の時点でコーナーから差し切るのだが、夏向の86の弱点は馬力が低いことにあった。
翔「カマボコストレートでもう一度、86号車の前に出るぞ!!」
そしてカマボコストレート…おそらく、箱根湯本から小田原の間にある有名な蒲鉾店・「鈴廣」の本社前の直線路のことを言うが、ここで夏向は翔・望の縦列走行「スリップストリーム」によって
差し切られる。
しかし、望から
「乗っていきなよ、夏向。」とサインを受け、夏向もこれに応じてスリップストリームについていき、空気抵抗を減らして6速を生かしていく。
その後上りでまた離されるが、セクター3。ここでついに夏向は仕掛ける。
翔「追いついてくるポイントが早すぎねぇか!?」
翔・望はここで夏向をブロックする作戦を敢行する
翔「走行ラインを変えて…夏向を抑え込め!ブロックフォーメーションだ!」
望「りょうか……うわ!!!……こっちが動くよりも先に動かれた!!」

翔「間に入られたか!だが2台で挟み込んでしまえば…!」
しかし夏向は勝算あった。
「うまいブロッキングです…思い切ってタイヤを使ってやらないとルートは開けそうもない…」
「フジワラ先生は言ってました…どんなにせまく見えていても、車が3台横に並べるだけの幅があれば、抜ける…!」
「ここには3台半の十分なスペースがあります…一発で仕留めます!」
夏向、さながら横スライドで外に!
望「車が横に瞬間移動した…!!こんなの……見たことない!!」
翔「86号車が消えた!?」
望「兄貴!外!!」

翔「なんだとォ!!」

翔「あり得ねえ……こっちはロータスだぞ……トヨタの86に劣る点は…一つもねえんだ…!!」
見事に差し切り。夏向は11位となる。この横スライドはタイヤを温存していたというのも功を奏したのだろう。
使用車


インターアライド「MODELER’S」 トヨタ・ZN6 86 片桐夏向第1戦仕様
spark model ロータス・ABA-1117 エキシージS 八潮翔搭乗車(アナザーカラー)
spark model アルファロメオ・ABA-96018 4C 北原望搭乗車