チームEmperorの群馬侵攻の最大標的…それは赤城レッドサンズリーダー・高橋涼介だった。
涼介は言い放った。
「今夜は…俺とお前のバトルがすべてだ!」

左・フジミ模型 マツダ・FC3S サバンナRX-7 ∞ 高橋涼介仕様 クリスタルホワイト
右・インターアライド「MODELER’S」三菱・CE9A ランサーエボリューションⅢ 須藤京一仕様 ピレネーブラック
この戦いにおいて、京一は「シミュレーションX」という対涼介用作戦で挑んだ。まず、涼介を前に行かせ、勝負どころの低速コーナーで差し切り、そのまま押し切るというものであった。
ギャラリーに来ていた埼玉の雄・秋山渉も
「ランサーがあえて引いたように見えた。何らかの作戦があるようだな。」
と述べており、その通りに京一は中盤、勝負に出る。

外から一気に涼介FCをかわす。
低速コーナーから加速して一気に涼介のFCを差し切り、前に出る。これには涼介も
「4WDとミスファイアリングの恩恵は絶大だな…低速コーナーじゃ手も足も出ないぜ…。」と舌を巻くが、同時に想定内だったことも述べている。
「……だがわかっていたことだ。高速コーナーなら付け入るスキがある。そして、お前の弱点もある!」
そして終盤、京一は涼介がくっついているはいるが仕掛けてこないのを見て、
「どこからでも来てみろ、タイヤはまだ食いついているぞ!」
と述べると、涼介はここで勝負に出た。
「突破口は右だ…!京一、お前の弱点は右への恐怖心があるということ…はっきり言えば!」

大外刈りかけて差し返す。
「右コーナーがヘタクソだってことだ!!」
見事に涼介が差し返し、逆転勝ちを収めたのである。
バトル後、涼介は京一から尋ねられるが、対向車への恐怖心がいまだに残っていたこと、自身のホームコース・日光いろは坂は一方通行ゆえに対向車がなく、その恐怖心の克服ができていなかったことを告げられたのだった。
敗北後京一は「また俺の理論は組直しだな」と述べ、エンジンを載せ替えた拓海のAE86を迎え撃つことになる。
インターアライド「MODELER’S」1/64シリーズでは今年の5月に京一エボⅢ・涼介FCの2台セットが発売された。さながらこの戦いの再現ともいえるものである。