「やってやるぜ。ぽっと出の若い奴らに、負けたくない気持ちは権藤らと同じだ。」

冒頭の台詞を言うのはF16号車・アウディTTクーペを駆る瀬戸晃(せと あきら)である。以前、F9号車・権藤市郎、F20号車・関谷裕次郎と予選前に共闘を打診した3人の最後の一人で、瀬戸が駆るのがアウディ・FV型のTTクーペである。

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瀬戸もまた予選から上がれなかった人物であった。だがフレッシュマン参戦においてはかなり快調に飛ばす。
実況・田中「このドライバーもスーパーシリーズにおいて、なかなか芽が出なかった苦労人…!瀬戸晃がいいペースで来ている!!」

走らせながら瀬戸は呟く。
瀬戸「この春…フレッシュマンシリーズ発足の告知を聞いた翌日、俺は会社に退職届を出した…。」
「信じてついて来てくれる妻のためにも、人生を賭けて俺は戦う…!」
退路を断ってまでの参戦である。さてどこまでだろうか。設定的にはスーパーシリーズに参戦する坂本雄大(アウディ・R8使い)ともアウディユーザーとして手を組んでもいそうだが…。

左サイドビュー

さて、このTTクーペ。初登場した10号を拝見する限りはヘッドライトの形状が細いため、
・3世代目のFV型
と思われ、その他にも
・フロントグリルの形状からFVの前期型(後期型は網目のフロントグリル)
・駆動方式はFFとフルタイムAWDの2種類のみである(FFは基本不利)
・最上級グレードのRSでは最高出力400psであることからこのグレードではフレッシュマンシリーズにおいて300ps以内という条件をはみ出してしまう、

ということから、おそらく瀬戸が駆るTTクーペは前期型・かつフルタイムAWDの「2.0TFSI Quattro」ではないかと見なす。

そのスペックは、
駆動方式 フルタイムAWD
全長×全幅×全高 4180×1830×1380mm
最高出力 230ps(169kW)/4500~6200rpm
最大トルク 37.7kg・m(370N・m)/1600~4300rpm
種類 直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量1984cc
車重 1370kg
トランスミッション 7速DCT

馬力が意外と低めではある。

リア拡大。右上に「TFSI Quattro」とあり、AWD仕様車であることがわかる。

ちなみに2019年マイナーチェンジ版では前述にもあるがフロントグリルが網目に変更、ここから後期型となり、2021年マイナーチェンジ版では最高出力245psに引き上げられている。なおTTクーペは2023年をもって生産を終えた。

リアビュー

このモデルはAudi Collectionのひとつで、今回とある伝手で入手することができた。しかも瀬戸が乗っているであろう2.0TFSIであったのは僥倖だった。TTクーペは第1世代・第2世代のは多々あるが、第3世代…FV型は少なく、しかもTT RSも多いため、この標準仕様はなかなか今見つけるのは難しめになっている。

By あかだま

自動車マンガの傑作「頭文字D」・「MF GHOST」、そして「昴と彗星」登場車を中心とした1/43モデルミニカーの収集をあけっぴろげにしています。

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