(Original Written at 2026/3/4,3/13, Revised at 2026/3/19. 14~16号ネタバレ)
F555号車・甲斐進次郎駆るGDBFインプレッサWRX STIがスローダウンペナルティで減速していくのを見て、解説の池田竜次もこう述べる。
池田「4WDターボの蹴り出しでロケットスタートを意図したんだと思いますが…わずかに飛び出しが早すぎましたね…。この辺りはMFG独特なスタート方式に慣れていない初々しさを感じます。スーパーシリーズのドライバーたちはフライングをしないですから…。」
そして序盤の上り勾配を駆け上がる。先頭はスコットMSRロードスター、そしてそれにピタリと張り付く桃ケイマン。スコットは無言ながら受けて立つ表情を浮かべるが、追う桃はこう呟く。
桃「私が欲しいと思っていたその数字…『12』をかっさらっていったのは、君だったのね。ミスター・クルサード…」
昨年チャンプで目標としているミハイルのMFGでのナンバー『12』を欲していたのだった(スコットも自分のロードスターが最強の『12R』ゆえに譲れないのだろうが)。
桃「嫌な感じよね…英国・RDRS…何人送り込んで来れば、気が済むのかしら…!」
その二人を追うのがもう一人いた。3番手を行く権藤ランサーエボリューションⅨである。
権藤「借金の怖さを知らないガキどもに、負けられねえ!!」
何かナレーションでは「借金完済したら、急に弱くなる説」とあるが…歴代ランエボ使いがカタギでも強面なお兄さん方ゆえ、権藤もその弟子(個人的には小早川か京一の弟子だと思っているのだが)だとしたら「これで終わりじゃないぞ」とケツをまた叩かれるのではないだろうか。
実際、今週号では解説の池田も権藤らMFG予選落ちドライバーについてこう述べている。
池田「これは私個人の考え方と言うよりも、MFG運営委員会の総意として申し上げます。」
「現在、スーパーシリーズでは予選通過のハードルがあまりにも高くなりすぎているので、多くの才能あるドライバーたちが奮戦むなしく(予選で)弾かれてしまっているのが現状でして、そうしたドライバーたちに再チャレンジの機会を与えてあげることがフレッシュマンシリーズ創設の2つ目の目標であります。9号車の権藤君、20号車の関谷君、16号車の瀬戸君あたりを筆頭に、チャンスをつかんで飛躍のきっかけにしてくれることを望んでいます。」
「常連組のドライバーたちのモチベーションは、新参組のそれよりも高いのではないでしょうか。フレッシュマンシリーズ初年度の主役、彼等かもしれませんよ。」
そして序盤はこの3台が先頭集団を形成し、難所・デスエリアに差し掛かる。
実況・田中「濛々と火山灰の煙幕を巻き上げて進む、先頭12号車!!競技車両の隊列がスリッピートラップに突入している!!!」
そして、デスエリアを抜けてもこの3台が変わらぬ状況である。
実況・田中「ハイペースで逃げる先頭スコット・クルサード!!そして、追いすがる佐倉桃、権藤市郎!!」
「ポルシェ・ケイマンvs.三菱・ランサーエボリューション!!この組み合わせのカオスさこそが、まさにフレッシュマンシリーズ!!」
気が付けば、FR vs. MR vs. AWDの戦いでもあったりする。
されどこの3位キープ時に権藤は3位入賞時の賞金を頭に浮かべてしまう。
「俺のゼイタクのために…たのむぜ!エボⅨ!!」
あ、皮算用は……フラグなんだが……。賞金よりこのレースをゴールまで駆け抜けることに集中しないと…。
使用車
マツダコレクション マツダ・MSRロードスター 12R スコット・クルサード搭乗車
MINICHAMPS Porsche特注 ポルシェ・781Cayman S 佐倉桃搭乗車・代用
VITESSE 三菱・CT9A ランサーエボリューションⅨ 権藤市郎搭乗車