(Original Written at 2020/2/9, Rewritten at 2024/5/3, 2025/2/21)
MF GHOSTについに登場せず、でもMFGに出ていてもおかしくない車を挙げているが、今回は日本生まれのイタリア育ちというクルマ。それがアバルト124スパイダーである。
ixo フィアット・NF2EK Abarth124スパイダー closedtop ロッソコスタブラーヴァ1972(レッド)
このクルマ、「マツダのロードスターにそっくりでね?」と言われるがまさにその通りで、2013年にフィアットがマツダと技術提携を結び、フィアットの伝統的なオープンカー「スパイダー」を、2015年からND型マツダ・ロードスターをベースとし、フィアットのスパイダーを元にしたデザインの下で作る、FRの2シーターオープンカーをフィアット傘下であるアルファロメオ向けに供給するという狙いもあったという。
そうして作られたのがフィアット・スパイダーで、こちらは日本では販売されない意向だった。その代わりにフィアットのカスタム工房・アバルト社チューニングで作られ、2016年より日本でも発売されたのがこのアバルト124スパイダーである。
そのスペックは
駆動方式 FR
全長×全幅×全高 4060×1740×1240(mm)
最高出力 170ps(125kW)/5500rpm
最大トルク 25.5kg/m(250Nm)/2500rpm
種類 直列4気筒16バルブインタークーラー付ターボ
総排気量 1368cc(1.4リッター)
車重 1130kg(MT)/1150kg(AT)
トランスミッション 6速MT/6速AT
フィアット版との違いは、馬力が170psに上がっていることだが、NDロードスターとの違いではかなりの違いがある。
一応参考までにNDロードスター・RSグレードのスペックも記す。
駆動方式 FR
全長×全幅×全高 3915×1735×1235mm
最高出力 131ps(96kW)/7000rpm
最大トルク 15.3kg/m(150Nm)/4800rpm
種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1496cc(1.5リッター)
車重 1020kg
トランスミッション 6速MT

左サイドビュー
駆動方式はいずれもFRだが、違いとしては
*全長は124スパイダーが139mm長いことと、全幅・全高が5mmほど短い。
*ターボ(124スパイダー)とNA(ロードスター)
*最高出力が170psと131ps、最大トルクが25.5kg/mと15.3kg/mと124スパイダーの方がパワーは上回る。
*総排気量も1368ccと1496ccと、124スパイダーの方が低排気量。
*車重は1130kgと1020kgと124スパイダーの方が重い。
これは欧米と日本の求めるロードスターのスペック差なのかも知れない。
リアビュー
このアバルト124スパイダー、フィアットの販売方針、将来的に電動車にする意向のためか、2020年を最後に生産終了してしまった。ある意味残念ではある。
アルファロメオ・4Cと。
MF GHOSTでも未登場の一台となってしまったが、北原望の4Cを出すアルファロメオとアバルトは同じフィアット傘下。
望「兄貴もクルマ替えたんだから、私も替えようかな」
と言って、アバルト124スパイダーベースで参戦なんてのも外伝であり得そうな話ではある。実際、この124スパイダーをベースにしたラリーカーも製作されており、ラリーカー仕様は6500rpmで最高出力300psに達するので、案外望が乗り換えるとすればこれになるかもしれない。
さらに言えば北原望のCVを務める芹澤優嬢もマツダ・ロードスターがお気に入りのクルマと述べていることから、個人的にはこのアバルト124スパイダーにも是非乗ってもらいたいと思う。何気に絵になりそうだ。
1/43ミニカーではixo modelとTSM MODELSより発売されており、クローズドトップは人気だったせいかなかなか見ないが、オープントップはわりとまだ売られている。イメージのレッドのほか、ホワイトがリリースされていた。